香川所属のドルトムントを率いたトゥヘル氏 セビージャで監督復帰の可能性が急浮上

2015年から2シーズンにわたってドルトムントで指揮、28日に正式決定も

 昨季までドルトムントを率いていたドイツ人指揮官のトーマス・トゥヘル氏にセビージャで監督復帰の噂が急浮上し、近日中にも決まる可能性があるという。ドイツメディア「フォークス」電子版が報じた。

 トゥヘル監督は2015年から2シーズンにわたってMF香川真司が所属するドルトムントを率いた。2016年に国内カップ戦のDFBポカールを制してチームにタイトルをもたらしたものの、起用法に関して選手からの不満が表面化するなど絶対的な信頼を得ることはできずに今夏に解任された。

 今年9月にバイエルン・ミュンヘンがカルロ・アンチェロッティ氏を電撃解任した際には後任候補として報じられていたが、結局就任することはなく現在もフリーの状況が続いていた。

 そこで、新たに浮上したのがエドゥアルド・ベリッソ監督を更迭したばかりのセビージャだ。記事によれば、選手たちがクリスマス休暇から戻る28日には正式決定し、新年最初の公式戦となる1月3日の国王杯16強のカディス戦から指揮を執る可能性もあるという。

 元フランス代表のローラン・ブラン氏や上海上港を退団したばかりのアンドレ・ビラス・ボアス氏なども候補に挙がっているセビージャの監督人事だが、残りわずかとなった2017年の内に決着するのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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