本田がクラブW杯初出場&勝利に持論を展開 「こんなに内容がどうでもいい大会はない」

「これだけでかい大会でこんな短期決戦は…」

 人生で最後というクラブW杯の舞台で、本田は本能を呼び覚ましていた。

「これだけでかい大会で、こんな短期決戦なのはこれだけでしょう。こんなに内容がどうでもいい大会はない。これは自分にとっても初の経験」

 アフリカ王者との初戦がいきなり準々決勝。準決勝でブラジルの名門を倒せば、世界一決定戦を迎える。人生初の短期決戦に、内容を求める意味はないと断言している。

 欧州王者で史上初の大会連覇を目指すレアル・マドリードの「背番号10」を担うことが、人生の目標と定めていた本田。2014年ブラジル・ワールドカップでは「自分たちのサッカーで世界一」を目標に掲げたが、どちらも叶うことはできなかった。憧れの名門と戦うために、今は内容を度外視し、勝利だけを目指す覚悟だ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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