香川真司、レアル戦で惜敗も躍動 海外メディア絶賛「ベルナベウで輝いた」「優雅な動き」

得点演出のバックヒールに「素晴らしかった」

 本来の中盤ではなくウイング起用でゴールに絡んだ香川について、寸評では、「普段よりも前のポジションで出場し、日本人はベルナベウ(レアルの本拠地)で輝いた」と記されている。また、「オーバメヤンの2点目を導いたバックヒールは本当に素晴らしかった」と称賛されている。

 惜しむらくは試合終盤の決定機を逃したプレー。記事でも「彼は試合の最後に3-3にできる可能性があった。体のフェイントを使った優雅な動きでカゼミーロをかわしたが、ボールはケイラー・ナバスの守るゴールを越えていった」と描写されている。シュートに至るまでの流れは完璧だったが、フィニッシュの精度を欠いた。シュートを外した直後、ピッチに倒れ込んで悔しさを露わにする香川の画像も載せられている。

 2分4敗と勝利のないまま敗退し、3位でELに回るドルトムント。不振にあえぐチームの中で、香川の躍動はわずかな光明となっていた。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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