日本代表の現状を韓国紙が分析 「チームの毒になり得る」問題点として指摘したのは?

韓国紙も指摘「ハリル監督の大きな悩み」

 そうしたなかで12月のE-1選手権を迎え、日本は9日に北朝鮮、12日に中国、16日に韓国と対戦する。同紙は「Jリーガーの最終試験と位置づけている」と報じたが、ハリルホジッチ監督もこの大会で国内組を見極めると公言しており、ふるいにかけられる形となりそうだ。

 ベルギー戦後、ハリルホジッチ監督は「国内組全員に言えるが、リズムに付いていけていない」と苦言を呈している。国内組のパフォーマンスには指揮官も決して満足はしていない。それだけに同紙も、「レギュラーとバックアップの格差がある場合、弱い競争力は最終的に代表チームの毒になり得る。指揮官の悩みが大きい部分である」と分析している。

 すでに韓国は大会登録メンバー24人を発表しており、Kリーガー20人、Jリーガー4人で構成されたチームは11月下旬から合宿をスタートさせる方針だという。一方の日本も国内組で臨むなかで、確かな収穫を手にできるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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