ドルトムントがシュツットガルトに1-2で敗れ5戦未勝利 香川先発も見せ場なし

規律違反でオーバメヤン欠場、3連敗で急失速

 MF香川真司の所属するドルトムントは、現地時間17日に敵地で日本代表FW浅野拓磨所属のシュツットガルトと対戦。守備陣の連係ミスから失点するなど1-2で敗れて3連敗となり、5試合勝利なし(1分4敗)の泥沼から抜け出せずにいる。香川は先発して後半18分までプレー。ベンチスタートの浅野は味方の負傷によるアクシデントで前半終了間際から出場した。

 不調のドルトムントだが、今季10得点のエースFWピエール=エメリク・オーバメヤンが練習遅刻の規律違反を繰り返したために、この試合はメンバー外となった。攻撃の要が不在となる上に、6試合連続失点中の守備も不安定さを継続。前半4分にはDFマルク・バルトラとGKロマン・ビュルキの連携ミスからFWシャドラック・アコロに楽々と決められて先制を許した。

 前半終了間際、シュツットガルトはFWダニエル・ギンチェクが負傷したため浅野を途中交代でピッチに投入。そのまま1-0でハーフタイムを迎えると思われたが、直後にドルトムントがMFマリオ・ゲッツェのパスが相手DFのハンドを誘発して、PKを獲得。FWアンドレ・シュールレのPKはセーブされるもMFマクシミリアン・フィリップが詰めて同点に追いついた。

 試合をイーブンとして後半を迎えたドルトムントだが、6分にカウンターから途中出場のシュツットガルトFWヨシップ・ブレカロのゴールで勝ち越しを許した。ビハインドの状況で同18分にはMFマフムード・ダフートを香川に代えて投入。ペーター・ボス監督も攻撃のカードが少ないなかで、打開に向けて手を打った。

 

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