日本代表の戦いを見たベルギー人記者がW杯での成績を予想 「はっきり言って…」

「仮にポット1のロシアと同居すれば…」

 さらに同記者は「もしワールドカップ上位進出を狙うのであれば……」として、「もっと多くの選手が欧州のビッグクラブでプレーするぐらいにならないと難しいだろうね」と分析。日本のW杯上位進出は困難なタスクと見ているベルギー人記者だが、「ただし、16強という意味では違う」と断言。その理由は実に簡潔だ。

「はっきり言って抽選次第だ。実際そうだと思うよ。仮にポット1のロシアと同居すれば、日本にとってはOKだろう? 十分に勝つチャンスもあるからね。だが、例えば(FIFAランク1位の)ドイツだったら、勝つのは極めて厳しい。おそらくベルギーと同居してもね」

 最後に本気とも冗談とも受け取れる一言を付け加えた。10月に発表されたFIFAランキングを基に、W杯出場の32カ国をランキング上位国から8カ国ずつ4グループ(ポット1~4)に振り分け、各ポットから4カ国が抽選で選ばれる。

 開催国ロシアに加え、FIFAランク上位7カ国のドイツ、ブラジル、ポルトガル、アルゼンチン、ベルギー、ポーランド、フランスはすでにポット1が決定。日本は最下位のグループにあたるポット4が確定しており、ランキングで格上の3カ国と同居することが決まっている。欧州が同じグループに同居するのは最大2カ国で、それ以外の地域の国が同グループに入ることはない。ポット2にはスペインやイングランド、ウルグアイなど難敵も揃っており、12月1日のW杯組み合わせ抽選会は大きな注目を集める。

 

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