フランスの英雄が“ハイキック騒動”に言及 「私だって反応しそうになったことも…」

デサイー氏がエブラの騒動について見解 「このような光景を目撃したのは残念」

 日本代表DF酒井宏樹が所属するフランスの名門マルセイユで、元フランス代表DFパトリス・エブラが観客にハイキックを見舞った一件について、同国のレジェンドであるマルセル・デサイー氏が自身の見解を示している。フランス紙「ニース・マタン」で、「私だって反応しそうになったことはある」とコメントを残した。

 現地時間2日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ、ギマラエス戦前のウォーミングアップ中に乱入してきたマルセイユサポーターが警備員ともみあいになったが、エブラはあろうことか左ハイキックを繰り出し、その映像が世界中に拡散されてしまった。サポーターから侮辱的な野次があったと言われているが、冷静さを失ったレフティーは公式記録上「0分での退場処分」という前代未聞の事態となった。

 その一件についてのコメントを求められたデサイー氏は、「このような光景を目撃することになったのは残念だ。選手たちは常に模範的な存在でなければならない。もし、サポーターに悪辣なアクションがあったとしてもだ」と、エブラの行為は許されるものではないと明言した。

 その一方で、「選手たちも一人の人間である」として、エブラの行為についての見解を述べている。

 

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