札幌MFとプロ野球選手の2ショット写真が話題 日本シリーズで殊勲弾の野手との関係は

荒野がツイッターを更新 横浜DeNAベイスターズ・白崎浩之との写真を投稿

 4日に行われたルヴァンカップ決勝では、セレッソ大阪が川崎フロンターレを下し初タイトルを獲得するなど、国内サッカーシーンは大詰めを迎えている。他競技に目を向けると、盛り上がりを見せているのはプロ野球の日本シリーズだが、4日に行われている第6戦で殊勲のホームランを放った選手を、親戚である現役Jリーガーが大喜びするツイートが話題となっている。

 意外な縁があるのを自身のツイッターで発信したのは、北海道コンサドーレ札幌に所属するMF荒野拓馬だ。ハードワークを武器に四方田修平監督の下で中盤レギュラーとして起用されていて、世代別代表の経験もある24歳が「ナイスホームラン!このまま勝ってー(^^)」(原文ママ)という文言とともにアップロードしたのは、荒野と体格のいいウルフヘアーの“お兄さん”だった。

 この写真の人物は、日本シリーズを戦う横浜DeNAベイスターズ所属の内野手・白崎浩之だ。現在27歳の白崎は2012年ドラフト1位でベイスターズに加入。そして4日に行われた日本シリーズ第6戦、プロ5年目にして初の大舞台に立つと、第2打席でレフトスタンドへ会心の同点ホームランを叩き込んだ。荒野はそんな白崎といわゆる“またいとこ”という関係もあって、思わず喜んだようだ。

 サッカープレーヤーには他競技で活躍したアスリートを親や親戚に持つ選手もいるが、代表的な存在はDeNAの前身である大洋ホエールズなどでプレーした高木豊氏の息子、高木俊幸(浦和)、高木善朗、高木大輔(ともに東京V)の「高木三兄弟」が有名だ。そのパターンの一人として知られるところになった荒野だが、所属する札幌はJ1残留に向けて近づいている。その状況のなかで、“白崎お兄さん”の一撃にさらなる勇気をもらったのかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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