長澤のJ1初ゴールで浦和が3戦ぶり勝利! 主将青山が負傷交代の広島、残留へ暗雲

交代直前のはずだった長澤が殊勲の決勝弾

 残留争いの渦中にあるサンフレッチェ広島は、ホームで浦和レッズを相手に痛い敗戦となった。29日のJ1第31節での対戦は、浦和が後半16分に交代直前のはずだったMF長澤和輝が決勝ゴールを挙げ、1-0の勝利を収めた。

 浦和は堀孝史監督の体制になってから初めて、日本代表DF槙野智章を4バックのセンターバックに起用し、DF宇賀神友弥が左サイドバックに入った。

 前半は浦和のボールポゼッションが高かったものの、互いに大きなチャンスを作ることのない時間が流れていった。そのなかでアクシデントに見舞われたのは広島だった。前半36分に主将の元日本代表MF青山敏弘が腰を痛めてピッチに倒れ込むと、ドクターのチェックとストレッチの後に一度はピッチに戻ったが、交代を要求。主将の負傷交代という痛恨の状況が生まれてしまった。

 前半に訪れた両チーム最大のチャンスはアディショナルタイム、広島のロングボールを自陣で跳ね返した浦和のボールは最終ラインの背後に抜け出したFW興梠慎三のところへ。相手GKと1対1になるチャンスだったが、得点ランキングトップに立つストライカーの左足シュートはまさかの枠外。スコアレスのまま前半を終えた。

 

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