“勝負強い”鹿島、エース金崎の技あり決勝弾 公式戦連敗ストップで首位堅守 

天皇杯からスタメン7人変更 三竿健が今季リーグ戦初ゴールで先制

 J1鹿島アントラーズが連覇に向けて、勝負強さを見せつけた。29日に行われたリーグ第31節の敵地・北海道コンサドーレ札幌戦に臨み、一度は追いつかれたもののFW金崎夢生の勝ち越しゴールで2-1と勝利した。

 他会場の結果次第では札幌のJ1残留、鹿島の首位陥落の可能性がある一戦。鹿島はミッドウィークの天皇杯準々決勝・ヴィッセル神戸戦からスタメン変更7人を変更して“必勝態勢”を敷いた。

 試合開始直後、鹿島は札幌のFW都倉賢、ジェイの長身をターゲットにするシンプルな攻撃に応対しながら、前半14分に得意のカウンターから金崎がフィニッシュまで持ち込んだが、相手GKク・ソンユンのセーブに阻まれた。同29分にも相手最終ラインのミスを奪ったMF土居聖真がドリブルで持ち込み、サポートしたMFレアンドロがゴール前の至近距離でフィニッシュ。しかし、これも札幌の必死の守りの前にゴールを破れず、スコアレスのままハーフタイムに入った。

 試合は後半立ち上がり2分に動く。左サイドのクロスを金崎がペナルティーエリア内で粘り強くキープすると、混戦になってこぼれたボールをMF三竿健斗が右足で力強く蹴り込み、ゴールネットを揺らす。三竿健にとって嬉しい今季リーグ戦初ゴールで、鹿島が先制点を奪った。

 

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