パチューカ本田、敗戦に見えた一筋の光明 FKを地元メディア評価「同点に近づいた」

前半28分、約25mの直接FKは枠内を捉えるもGKに弾かれてゴールならず

 日本代表FW本田圭佑が所属するパチューカは、現地時間14日に行われたメキシコのリーガMX前期第13節の敵地モンテレイ戦で0-2の敗戦を喫した。スタメン出場の本田は前半に1トップ、後半は右ウイングを務めたがゴールならず。メキシコのメディアは本田の惜しくも防がれたFKシーンを「同点に近づいた」と評価している。

 本田は9月9日の第8節グアダラハラ戦(1-3)以来、メキシコ移籍後2試合目のスタメン出場となった。首位のモンテレイに圧倒的にゲームを制圧され、1トップ起用の本田が前線で孤立する時間が長く続いた。前半23分にはモンテレイのFWフネス・モリにゴールを決められ、パチューカは1点のビハインドを背負った。

 そんななか、同28分に背番号02がモンテレイゴールに迫った。ゴール正面約25メートルの距離から左足で直接FKを狙ったが、枠内に向かったシュートは相手GKにセーブされて得点ならず。メキシコ紙「ラ・ジョルナーダ」は「ケイスケ・ホンダがFKを放った時に、パチューカは同点に近づいた。しかし、ゴールキーパーのウーゴ・ゴンザレスがクロスバーの向こうにボールを弾き出した。そして、ハーフタイムに突入した」と記事では報じられている。

 後半22分に追加点を奪われ万事休すとなったパチューカだが、本田の惜しいFKは敗戦の中でもひとつの光明となったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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