“日本のヒーロー”香川真司をブンデス公式特集 「ドルトムント史上最高の輸入選手の一人」

アウクスブルク戦でブンデス日本人最多得点記録を更新、“小さな魔法使い”の注目度再上昇

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は9月30日の敵地アウクスブルク戦(2-1)で決めた決勝ゴールにより、ブンデスリーガの日本人選手最多得点記録を「38」に更新した。同リーグ公式サイトでは歴史に名を残した香川を「ボルシア・ドルトムントで記録を塗り替えた日本のヒーロー」と称して特集。これまでの経歴を振り返った。

 特集では香川が2010年にセレッソ大阪からドルトムントへ加入し、その後リーグ2連覇に貢献したことや、2012年のDFBポカール決勝でバイエルン・ミュンヘンから2ゴールを奪った活躍、そして13年のマンチェスター・ユナイテッド移籍を経て現在に至るまでが詳細に解説されている。

 昨季までチームを率いたトーマス・トゥヘル前監督体制では一時期レギュラーから外れるなど、酸いも甘いも経験してきた香川。9月30日の敵地アウクスブルク戦(2-1)では9月の最優秀ゴールに選ばれた鮮やかなループシュートで決勝点を奪い、FW岡崎慎司(レスター・シティ)が持っていたブンデスでの日本人選手最多得点記録を更新した。負傷で出遅れたシーズンだったが、新たな勲章を手にしている。

 記事では香川について、「彼がまだ28歳だということを考えれば、ドルトムント史上最高の輸入選手の一人はクラブの歴史により素晴らしいチャプターを刻んでくれるだろう」と、さらなる記録更新に大きな期待を寄せている。ファンからも絶大な支持を集めるだけに、ドルトムントの“小さな魔法使い”の注目度は再び上昇しているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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