FW杉本健勇、ロールモデルは“早熟の天才” 代表の壁に直面…「自分も同じ状況」

「同じにできるか分からない」相手とは…

 しかし、杉本にはこのバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表の中で生き残っていくうえで、一つのロールモデルが頭にある。それはC大阪の同僚であり、前回のブラジル大会に出場した元日本代表FW柿谷曜一朗だ。早熟の天才と称された柿谷は、アルベルト・ザッケローニ監督の下、国内組だけで臨んだ東アジアカップでヒーローになったものの、本格的に代表チームに入るようになったのはワールドカップ本大会への出場を決めた後だった。

「(柿谷)曜一朗はチームでも一緒でしたけど、予選には出てないなかでメンバーに入りましたから。自分も同じ状況だし、同じにできるかは分からないけど、最後までやりたい」

 国内組のサバイバル期間が年内までになることが濃厚なのは、ハリル監督の言葉から明らかになっている。杉本が柿谷のように遅れてきた存在ながら、チームの中での立ち位置を確立できるか。10日のハイチ戦は大きなチャンスを引き寄せるための一戦となる。

【了】

轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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