ハリル監督が国内組の台頭に期待 「私の中に13~15人」と断言、残るは最大“10枠”か
ハイチ戦をはじめ、欧州遠征とE-1選手権は「国内組の選手を見るチャンス」
日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は、10日の国際親善試合ハイチ戦を翌日に控えた記者会見で、ロシア・ワールドカップまでの残り8カ月となったなか、年内の時間で主に見たいのはJリーグでプレーする選手たちであることを明かした。
ハリル監督は「我々の目的は2試合目に勝つことです。最近たくさん出ていない選手にもチャンスを与えようと思う。我々は本大会への準備をしている最中なので、選手を見たい。チームの多くを変えるかもしれないが、勝利を望んでいる」と、まずは勝利という結果にこだわることを前提に挙げた。そのうえで、このハイチ戦、11月の欧州遠征、12月のE-1選手権という年内の活動期間で、注視しているのが国内組であることを明かしている。
「本大会に向けて、多くの選手を見たい。海外組もよく分かっているし、先発かそうでないか分からないが、注目しているのは国内組でどのような発展をするかだ。12月にE-1選手権もある。私にとっては国内組の選手を見るチャンスにもなる」
6日のニュージーランド戦前日、そしてその試合後にもハリル監督はメンバー選考を固める時期の目安を提示していたが、この日も「来年の3月に向けて、最終的なチームをそのへんで決めたい。私の中には13人から15人、しっかりプレーしてほしい選手がいる。本大会は3試合が短い期間で行われる。2試合目、3試合目に疲労がきて、変更を加えざるを得なくなるだろう」と話した。そういう意味では、本大会登録の23人から考えてみると、残り8人から10人の枠を争っている選手たちがいるということになる。
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