“神様”ジーコ、自身の名を冠したトヨタ“限定モデル車”に感激 「すべての人に心から感謝」

ブラジルで“ジーコ限定モデル”のカローラ発売 ハンドルや座席にサインが施される

 ブラジル代表の伝説的名手で元日本代表監督の“神様”ジーコ氏が、公式インスタグラムに1枚の写真を掲載。ブラジルで自身の名前を冠した“限定モデル車”が発売されることを受けて、「このような栄誉あることは想像していなかった」と綴っている。

 ジーコ氏はフラメンゴ、ウディネーゼでのプレーを経て、Jリーグ創設直前の1991年に鹿島アントラーズの前身である住友金属に加入。鹿島に勝者のメンタリティーを植え付け、「常勝軍団」の礎を築いた。2002年からは日本代表監督を務め、06年ドイツ・ワールドカップで指揮。その後はトルコ、ウズベキスタン、ロシア、ギリシャ、カタール、インドのクラブや、イラク代表監督を歴任した。

 7日に更新されたインスタグラムでは、日本の大手自動車メーカーであるトヨタから「Zico Limited Edition」が発売されることを報告。車の前でポーズを取る写真や、自身のサインが施されたハンドルや座席の写真を投稿している。そして「忘れられない日になった。私は人生でこのような栄誉あることは想像もしていなかった。この車の制作に関わったすべての人に心から感謝します」と綴った。

 ブラジルメディア「TORCEDORES」も、「トヨタ、ジーコを称えてカローラのスペシャルバージョンを発売」と特集。記事では、1981年の第2回トヨタカップ(現・FIFAクラブワールドカップ)で南米代表フラメンゴの一員として来日し、欧州代表リバプールを3-0で破り、MVP獲得と同時に副賞でトヨタのセリカを受け取ったことを紹介している。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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