“黄金の左足”は健在! 英雄ギグスの豪快ボレー弾を英紙絶賛「現役時代がフラッシュバック」

インドのプレミアフットサルリーグに出場 相手ゴレイロも反応し切れない一撃を披露

 イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドとウェールズ・サッカー界の歴史に名を残した英雄の「黄金の左足」は、43歳となった今も健在だった。元ウェールズ代表MFのライアン・ギグスが、インドのプレミアフットサルリーグに出場。CKを豪快なダイレクトボレーで合わせ、華麗にゴールを決めた。英紙「デイリー・メール」は「現役時代がフラッシュバックした」と称賛している。

 ユナイテッドで一時代を築き上げたギグスは、2014年5月に現役引退。同年から古巣のコーチを務めていたが、16年7月にユース時代から29年間携わってきたクラブを離れる決断を下した。その後、新設されたインドのフットサルリーグで現役復帰し、チームを初代王者に導いた。今年もムンバイ・ウォリアーズの一員として参加するなか、22日のチェンナイ・シンガム戦(5-3)で再び輝きを放った。

 3-2とリードして迎えた第3クォーター、右CKのチャンスでギグスは相手ゴール前から遠ざかり、フリーの状態となった。ゴール前はムンバイの選手1人に対して、チェンナイの選手4人。完全にギグスへの意識が薄まったなかで、味方選手がニアに走り込んで相手を引きつける。その瞬間、CKキッカーが中央にふわりとした浮き球を送ると、ギグスが助走をつけて左足を一閃。ボールのあまりの速さに相手ゴレイロ(サッカーで言うGK)も反応し切れず、ゴール右隅に突き刺さった。

 

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