小野伸二の元同僚がW杯出場危機の豪州に提言 「相手を見て、違うゲームプランを…」

大陸間POへスタイルの柔軟性はポイント

「そこは改善しなければならないポイント」と話すエマートン氏は、「彼らはクラブレベルで一定の出場時間を得て、よりビッグクラブでプレーする必要がある。ただし何百万人の選手が数少ないポジションを競争している。簡単ではない」としている。

 さらに、記事ではエマートン氏がポゼッション重視の現代表について提言も行っている。

「相手を見て、違うゲームプランをそれぞれ組み立てないといけないよね」

 6月のコンフェデレーションズカップでは2分1敗ながらカメルーンやチリに肉薄したものの、今回の国際Aマッチウィークではバヒド・ハリルホジッチ監督率いる日本に0-2と完敗。続くタイ戦でもシュート45本を放ちながら2-1の薄氷を踏む勝利しか手にできなかった。

 この状況があるだけに、先天的に持っている長所は長所で生かすべき――。北中米カリブ海4位チームとの大陸間プレーオフを見据えて、エマートン氏はスタイルの柔軟性は持たなければならないと言いたかったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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