“天敵”韓国戦は「最後のチャンス」 ウズベキスタン主将が逆転でのW杯初出場を誓う

勝ち点2差で迎える直接対決へアフメドフが意気込み 苦手の韓国に過去1勝3分10敗

 ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループAは残り1試合となったが、勝ち点14で2位の韓国を勝ち点2差で3位シリア、4位ウズベキスタンが追う展開となっている。W杯出場権をかけた直接対決となるウズベキスタン対韓国が現地時間5日に行われるが、ウズベキスタン主将はFIFA公式サイトに「僕らにとって最後のチャンス」と語っている。

 インタビューに答えたのは、上海上港に所属するMFオディル・アフメドフだ。ロシアなどでもプレー経験を持つアフメドフは今季から中国でプレーするが、近年のウズベキスタン代表の中盤を支えてきた選手として知られている。0-1で敗戦したアウェーの中国戦後、以下のように話をしたという。

「これは僕らにとって最後のチャンスだ。韓国に勝つか。僕らの国でフットボールを終えるかだ」

 直接対決に勝てば韓国を勝ち点で上回り、本大会ストレートインとなる2位浮上の可能性を残している。ただこれまでウズベキスタンは、韓国の“壁”に何度も阻まれてきた。2006年ドイツW杯予選では韓国に次ぐ3位でプレーオフに回り、バーレーン相手に敗戦した。2011年のアジアカップでは3位決定戦で対戦し、ここでも2-3で敗戦。今予選でも韓国ホームの試合では1-2と屈している。

 対戦成績は14戦して韓国の10勝、ウズベキスタンが挙げた勝利は1-0で勝利した1994年の1勝のみと、分としては完全に悪い。アフメドフも「彼らは僕らにとっての天敵だ。事実として受け止めないと」と話し、こう続けている。

 

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