「日本に期待していない」 Jリーグ経験の元豪州代表FW 母国敗退危機も強気発言

ケネディ氏はサウジアラビアの結果よりも、自分たちの戦いに集中すべきとの見解

 オーストラリア代表は5日にロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でタイと激突する。すでに自力での本大会出場は消滅し、サウジアラビア対日本の結果次第という厳しい状況だが、W杯を二度経験し、Jリーグ得点王にも輝いた長身FWは「日本に期待していない」と話している。スポーツ専門テレビ局「FOXスポーツ」オーストラリア版が報じた。

 8月31日の日本戦に敗れたオーストラリアは、サウジアラビアと同じ勝ち点16ながら、得失点差で2ポイント劣るため、現在グループBの3位。仮に最下位のタイに勝利しても、サウジアラビアが日本に勝てば再び勝ち点で並ぶため、得失点差、あるいは得失点差が同じ場合は総得点で上回らなければ、自動的にW杯出場権を手にできる2位には上がれない。

 3位で最終予選を終えた場合は、グループA3位とのアジアプレーオフに回らなければならず、予選敗退の危機にある。スコアを含めたサウジアラビアの勝敗はオーストラリアの命運を握ることになるが、現役時代に名古屋グランパスなどで活躍した元オーストラリア代表FWジョシュア・ケネディ氏は、「日本に期待していない」とあくまで自分たちの戦いに集中すべきだとの見解を示している。

 記事では、「サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)対タイ:オーストラリアがワールドカップへの出場権を自分たちで手にする方法――ジョシュ・ケネディ」と見出しを立て、ケネディ氏によるタイ戦の注目ポイントを特集している。

 

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