J1で発生した驚愕の5→”16″「減らしていきたい」 約3倍に激増…鳴らされる警鐘「注意してほしい」

JFAがレフェリーブリーフィングを実施
日本サッカー協会(JFA)は10月21日にレフェリーブリーフィングを実施した。J1を中心にレッドカードでの退場者が増えている状況の中、佐藤隆治JFA審判マネジャーは「相手選手の選手生命を脅かすようなチャレンジは、Jリーグ全体として減らしていきたい」と気を引き締めた。
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今季J1では第10節までに一発退場が10人を数え、1試合中の警告2回による退場者も6人となり合計16人となった。2025年シーズンの第10節まででは、一発退場が2人、警告2回の退場が3人で合計5人だった。それぞれ100試合を経過した時点の人数で、約3倍の差がついている。
J1百年構想リーグでは、プレーオフまで含めた200試合で一発退場が13人、警告2回の退場が12人の合計25人だっただけに、一発退場の数が約1.54倍に増加。中でも、決定的な得点機会の阻止(DOGSO)ではない著しく不正なファウルプレーや乱暴な行為によるものは、今季の第10節までの100試合で7人、J1百年構想リーグの200試合で8人だっただけに、割合としてはほぼ倍増に近いペースだ。
増加するレッドカードの判定について「相手をけがさせようと意図して行うタックルが、日本に存在するとは思っていません。ただ、結果として映像で見た時にこのタイミング、この足の出し方、高さや勢いについては、もう少し注意してほしいと感じるものがあります」と警鐘を鳴らした。
そのうえで「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)による映像確認が入る現在のサッカーでは、日本だけでなく世界的にも、そうしたチャレンジは厳しく判断される傾向があります。現場ではレッドカードまで出しにくい場合でも、映像で見ると、接触部位やコンタクトの強さなどが確認され、厳しい判定になることがあります。その中には、これをレッドカードにするのですかという議論が起きるものもあると思います」と、VARが介入した際の傾向を説明した。
佐藤マネジャーは「ノーマルスピードで見た結果、足裏が足首より上に当たっている、相手の足が巻き込まれるように曲がっているといった状況では、選手から見れば厳しいと感じる判定につながるケースがあります」と指摘。そして、大前提としての「今シーズンのガイドラインについて、Jリーグともクラブとも、選手とも話をしました。相手選手の選手生命を脅かすようなチャレンジは、Jリーグ全体として減らしていきたいと考えています」と見解を示した。
そいて、「特にイエローカードからレッドカードへ変わる部分では、『これはイエローカードのままでよいのではないか』、『いや、レッドカードにすべきではないか』という意見が分かれます。別の考え方もあるのではないかという事象もあります」としたものの、特にJ1におけるレッドカードの増加は選手側にもプレーを見直す必要があるのではないだろうか。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)























