なでしこジャパンがドイツに1-2逆転負け 来年6月W杯開催に向け「本大会までに良いチームを」

なでしこジャパンはドイツに逆転負け
欧州遠征に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)は、現地時間10月13日にドイツ・ヴェーザーシュタディオンでドイツ代表と対戦し、1-2で敗れた。MF谷川萌々子の先制ゴールがあったものの、相手の反撃を抑え切れなかった。
フランスで開催された欧州遠征初戦のハイチ代表戦は5-1で勝利し、ドイツへ移動しての第2戦となった。完全アウェー状態の中で、狩野倫久監督は最前線にFW清家貴子を起用したが、中盤から前の攻撃陣はかなり流動的なポジションを取った。前半15分に右サイドのMF藤野あおばから斜めのパスが中央に入ると、逆サイドから入ってきていた谷川が相手との駆け引きでフリーになると、ペナルティーエリア内に切り込んで右足シュートを決めた。名門バイエルン・ミュンヘンの女子チームで中心選手としてプレーする谷川は「相手の間でボールを受けることができ、次のプレーでゴールへ向かうことができました。得点につなげられて良かったです」とゴールを振り返った。
しかし何度か崩されていた日本の右サイドからの攻撃で前半28分に同点ゴールを許すと、後半は自陣でボールを奪った後にそのまま相手のプレスを受けた場面でつなぐことができず、自陣に押し込められる時間が長くなった。選手交代での打開を図るも実らず、後半28分にはGK山下杏也加からのパスが短くなったところを奪われショートカウンターを受けてしまい、谷川と所属チームで同僚のFWクララ・ビュールに勝ち越しゴールを許した。
最終盤は主将のDF高橋はなを最前線に送り込むスクランブルを仕掛けたが、同点ゴールを奪うことはできず。FIFAランキング3位の強豪を相手に敵地で悔しい逆転負けになった。
狩野監督は「プレーのクオリティーをさらに追求すること、カウンターを受けた場面への対応、試合をどのようにつくっていくのかといった部分です。今回の敗戦を含めて、もう一度自分たちを見つめ直し、次につなげたいと思います」と試合を振り返った。
中盤で鮮やかなボールタッチもあったMF長谷川唯は、来年6月の女子ワールドカップ(W杯)を念頭に「ドイツも、現在の状態が完成形ではないと思います。さらに一段階レベルを上げてくるはずです」として、「本大会までに、良いチームをつくれたらと思います」と先を見据えていた。
また、この遠征から主将に就任している高橋は「この段階で、世界の強豪国と呼ばれるドイツ代表と対戦できました。自分たちにまだ足りていないところが、たくさん分かりました」と言ったうえで「選手それぞれが所属チームへ戻った後も、日々の活動を大切にしながら成長できるように頑張りたい」と話していた。今後、11月末から来年の女子W杯開催国のブラジルとの2連戦が予定されている。























