ネイマール乱闘騒動で「チームメイト同士のケンカ」に脚光 スペイン紙が過去の事例を紹介

ロビーニョやレバンドフスキも一触即発… 練習場で起きた過去の乱闘騒動

 バルセロナ残留かパリ・サンジェルマン移籍(PSG)かで世界中から注目されているブラジル代表FWネイマールが、バルサの練習中に新加入のポルトガル代表DFネルソン・セメドと衝突した。センシティブな時期での緊急事態をメディアは大きく取り上げているが、スペイン紙「マルカ」は過去に起きたトレーニング中の「チームメイト同士のケンカ」を取り上げている。

 まず取り上げているのは、バルサの宿敵レアル・マドリード。“銀河系軍団”末期にあった2006年、元ブラジル代表FWロビーニョが元デンマーク代表MFトーマス・グラベセンからタックルを浴びて激高し、パンチを見舞おうとした。一触即発のムードにチームメイトが止めに入ったものの、ロビーニョが「アイツ頭おかしい」とばかりに頭の横で指を回す姿が撮影されていた。ファビオ・カペッロ監督は両者をドレッシングルーム送りにしたという。

 現在バルサの最終ラインを束ねるアルゼンチン代表DFハビエル・マスチェラーノも、ブラジルのコリンチャンス時代に諍いを起こしている。元ブラジル代表MFマルセリーニョ・カリオカの執拗なタックルに苛立ち、背中にパンチを浴びせる。その後首脳陣に抗議し、自らビブスを脱ぎ捨ててピッチを去った。

 同じくコリンチャンスでは、現在PSGに所属するブラジル代表DFマルキーニョスが元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスの怒りを買い、まるで子どものケンカのように両腕を振り回して“バトル”している。

 

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