在日3世・大阪出身の北朝鮮代表「悔しいです」 涙で取材エリアを後に…表彰台で唯一拍手

サンフレッチェ広島レジーナ所属のFWリ・ソンアはベンチ入りも出場無し
アジア競技大会の女子サッカー決勝が10月2日、静岡県のエコパスタジアムで行われ、日本女子代表(なでしこジャパン)と北朝鮮代表が対戦。激戦の末、2-2で突入したPK戦を日本が制し、北朝鮮は準優勝に終わった。
北朝鮮代表でWEリーグ・サンフレッチェ広島レジーナ所属のFWリ・ソンアは、決勝の舞台では、ベンチ入りを果たしたものの、最後までピッチに立つ機会は訪れなかった。試合後のミックスゾーンで涙を浮かべ、「悔しいです」と絞り出すように胸中を明かした。表彰式では北朝鮮の選手は拍手もなかったが、リ・ソンアは日本の選手が表彰台に上がった瞬間、祝福の拍手を送った。
在日朝鮮人3世として生まれた大阪府出身のリ・ソンアは、東大阪朝鮮中級学校からセレッソ大阪堺ガールズへ進み、日体大FIELDS横浜/日体大SMG横浜を経て、2023-24シーズンにサンフレッチェ広島レジーナへ加入。日本で着実にキャリアを重ねてきた。
世代別代表としては、2016年にU-17代表としてFIFA U-17女子ワールドカップに出場し、世界一を経験。その後、2026年3月のAFC女子アジアカップから念願だったフル代表への選出を果たした。夢は「北朝鮮代表としてW杯で優勝することが、小さい頃からの夢」。アジア大会での経験を糧に、夢に向かっていく。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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