ハーランドから突然の提訴「理解し難い」 応援続けた航空会社の悲鳴…漏らした嘆き「残念だ」

ノルウェー代表のアーリング・ブラウト・ハーランド【写真:徳原隆元】
ノルウェー代表のアーリング・ブラウト・ハーランド【写真:徳原隆元】

「チーム・ハーランド」がノルウェーの航空会社を提訴したと海外報道

 ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの代理人を含む「チーム・ハーランド」が、北中米共催ワールドカップ(W杯)期間中の広告でハーランドのイメージを利用したとして、ノルウェー・エアシャトルを提訴したという。地元紙「Verdens Gang(VG)」が報じた。

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 同紙によると、チーム・ハーランドの弁護士は「W杯期間中の航空券のマーケティングにおいて、ノルウェー・エアシャトルがハーランドを識別させる特徴を違法に利用したことに関するもの」と説明しているとした。これは、裁判所の分類ではマーケティング法への違反に関するものとされているという。

 すでに削除されているSNSへの当時の投稿では、ノルウェー・エアシャトルの機体画像に「これほど“ノルウェーらしく”見えたことはない」という文章を添えていたとして、機体にはかつてのハーランドを象徴していた金髪と、後頭部のポニーテールが合成されていた。この画像はTikTokなどでも共有されたという。

 ノルウェー・エアシャトルの広報担当はVGに対し、訴状を受け取ったことを認めたうえで「私たちには理解し難いもの」と返答。さらに、同社も多くのノルウェー国民と同じように、夏のW杯で代表チームを応援していたと説明したという。そして「私たちは、ほぼすべてのノルウェー国民と同じように、SNS上の流行に基づいた少数の自然発生的な投稿を通じて、この夏、代表チームを応援していました」と応じたという。

 問題の投稿もこの文脈で捉えるべきだとして、担当者は「応援の声が訴訟という形で返されたのは残念だ」とコメントしたという。

 一方で、マーケティング法と知的財産法の専門家であるベルゲン大学のトーレ・ルンデ教授は、ノルウェー・エアシャトルとの争いで、ハーランド側には有力な法的主張がある可能性が高いとみているという。そして、類似の件でノルウェーのスノーボーダーであるアンディ・フィンチの主張が認められた判例があるとした。

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