韓国指揮官が日本に脱帽「実力的に格上です」 長距離移動で消耗も…敗戦は「私の責任」

なでしこジャパンが準決勝で韓国に2-0勝利
女子サッカー韓国代表は9月29日に行われたアジア競技大会の準決勝でなでしこジャパン(サッカー女子日本代表)に0-2で敗れ、3位決定戦に回ることとになった。試合後、チームを率いるシン・サンウ監督が公式会見で日本の強さを認め、「日本は我々よりも実力的に格上です」と対戦相手を素直に称賛して試合を振り返った。
指揮官は選手たちが最善を尽くしたことを評価しつつも、懸念していた要素が勝敗を分けたと明かす。「長時間の移動で大阪と静岡を行き来したことによる後半の体力的な消耗を心配していましたが、それが現実となって失点につながってしまい、今日の敗戦に至った」と語り、タイトな日程と移動によるコンディション面の厳しさを敗因の一つに挙げた。その上で、格上の日本に対して明確な戦術的アプローチを用意して臨んでいたという。
日本の攻撃を封じるため、守備強度や運動量に優れるキム・ミンジを中盤に配置。「相手が中央からの縦パスを多く狙ってくるため、それを遮断するため」とその狙いを説明した。一方で、ボールを奪った後の展開も計算し、前線でボールをキープできるチ・ソヨンのポジションを一つ上げることで攻守のバランスを保とうとしていた。
前半は試合のペースを握り、一定の狙いを持った戦いを見せたものの、「好機を逃してしまったことについては、まず何よりも監督である私の責任」と敗戦の矢面に立った。そして今後のチーム作りについて「その壁を打ち破るためには、選手層の多様性がより必要だと感じている」と課題を口にした。ベテランや主力のこれまでの奮闘を称えつつも、「若い選手たちをもっと発掘・育成していく必要がある」とチーム全体の底上げと新陳代謝の重要性を強調した。
敗戦の悔しさを滲ませる一方で、海外組が数名いる中で全力を尽くした国内リーグ所属の選手たちに対しては「監督として心から感謝している」と労いの言葉を送った。3位決定戦の中国戦に向けては、相手のメンバー構成を分析しつつ「まず我々の選手たちのコンディションと体力面をしっかり見極めること」と語り、スタッフと慎重に協議を重ねて次なる戦いを見据えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)

















