世界的名将が会見で異例の“行動”「明白なレッドだ」 判定ミスの証拠を持参…審判団は「喜んでいるはず」

レアル・マドリードを率いるジョセ・モウリーニョ監督【写真:ロイター】
レアル・マドリードを率いるジョセ・モウリーニョ監督【写真:ロイター】

レアル・マドリードはアトレティコ・マドリードに1-2で敗れた

 スペイン1部レアル・マドリードは、現地時間9月20日に行われたラ・リーガ第7節でアトレティコ・マドリードと対戦し、1−2で敗れた。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は記者会見に、2つのプレーシーンの画像をプリントしたものを手にして、審判団に加え、スペイン審判技術委員会(CTA)を批判した。

 この試合、レアルは後半7分にDFディーン・ハイセンがエリア内でのファウルでレッドカードを受けて一発退場となり、数的不利に陥る。そして、このプレーによりアトレティコに与えられたPKでMFグリマルドに先制点を奪われると、同14分にはFWジョナサン・デイビッドにも追加点を許した。後半44分に1点を返したが、追いつくことはできなかった。

 試合後の会見に出席したモウリーニョ監督は前半に2つの判定ミスがあったとして「この試合の物語はここにある」と、印刷してきた写真を提示。「どちらも明白なレッドカードだ。その後、我々は10人対11人という状況で苦労したが、もし11人対9人で50分間戦っていたらどうなったか。想像できるだろう」と、2つの退場が見過ごされたと切り出した。

 モウリーニョ監督が不満を述べたのは、前半35分にクリスティアン・ロメロがボールを蹴った後に、ジュード・ベリンガムを踏みつけたシーンでイエローカードしか出なかった場面。そして、同44分にイ・ガンインがフェデリコ・バルベルデの足首を踏みつけたが、イエローカードも出なかった場面だ。

 さらにモウリーニョ監督は「勝ち点を得たアトレティコはもちろん、CTAも喜んでいるはずだ」と皮肉たっぷりに切り出して、オルティス・アリアス主審とVAR担当のダニエル・トルヒージョ氏、さらにCTAを批判した。

 この試合の結果、レアルは首位のバルセロナと勝ち点差6となった。リーグ優勝の可能性について問われたモウリーニョ監督は、「もし、彼らが我々を放っておいてくれて、公平な条件で競わせてくれるのであれば、まだ先は長い。今回のことは策略ではなく、ただのミスだと信じたい。監督や選手がミスをしたように、審判団もミスをしたのだと信じたい」と最後まで不満を示し続けた。

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