悪夢のAT直前、勝てない現実「メンタル含めてリカバリー」 7戦未勝利…G大阪監督が見出した光明

G大阪の明神監督【写真:荒川祐史】
G大阪の明神監督【写真:荒川祐史】

押し込むも終盤に屈した

 ガンバ大阪は9月20日、ホームで行われたJ1リーグ第8節ヴィッセル神戸戦で、終盤に失点し、0-1で敗戦した。これで開幕戦に勝利して以降、7戦未勝利。3戦連続で無得点で、3連敗となった。序盤は上位の神戸を押していた内容だっただけに、明神智和監督は「メンタル面を含めてリカバリーしたい」と中断期間のアプローチを明かした。

 取り逃がした勝ち点3。光は遠かった。前半、アルビレックス新潟から加入したDF藤原奏哉がデビュー戦で攻守において躍動。右サイドのMF山下諒也と好連係を連発し、神戸を押し込んだ。後半に入っても最終ラインで踏ん張り、強度の高い展開が続いたが、試合終了間際に崩されて力尽きた。主導権を握っていただけに、悔いの残る敗戦。これでチームは開幕戦で浦和レッズに勝利して以降、7戦連続で白星をつかめなかった。

「結果は残念な結果になったが選手のパフォーマンスは下を向くことはないと、これを続けていくことというのは伝えました。自分たちの狙いの守備、ロングボール対策含めて最後のゴールに近くにいくことまでは自分たちの形を作れた。でも、0-0でいってしまったので(最後は)神戸の質、隙でやられた」

 光明は新戦力の藤原。5日前に合流したばかりでほとんど“ぶっつけ本番”だったが、指揮官は「練習含めて基礎技術も個人戦術もしっかりしている選手。チームにフィットする感覚があって、想像以上に攻守にわたっていいパフォーマンスだった」と絶賛した。課題だったサイドの推進力を解決。だからこそ、結果が出なかったことは手痛かった。

 ここから国際Aマッチウィークに入り、リーグ戦は中断期間に入る。復調の兆しを見せただけに、積み上げが必要だ。

「リーグは中断するけど、望んだ結果でも勝ち点でもない。難しい状況になっている。1試合、1試合、メンタル含めてリカバリーして公式戦を迎えたい。結果を出すために、どういう内容でどれぐらいできているかを分析してリーグ再開を迎えたい」

 3連敗、7戦未勝利の現実は重くのしかかる。だが、ここまで8試合。残り30試合が待ち受ける。1つでも多くのゴールを奪い、1歩でも前進することが求められる。

(FOOTBALL ZONE編集部・小杉 舞 / Mai Kosugi)



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