仏日本人FWが「ヒーローになりかけた」 途中出場→即アシスト…2得点関与にクラブ絶賛「見事」

ル・アーブルの中村草太【写真:ZUMA Press/アフロ】
ル・アーブルの中村草太【写真:ZUMA Press/アフロ】

後半から投入されたル・アーヴルFW中村草太が絶妙クロスを連発し反撃を牽引

 フランス1部ル・アーヴルに所属するFW中村草太は現地時間9月19日に行われたリーグ・アン第5節トゥールーズ戦に途中出場し、アシストを含む2得点に関与する圧巻のパフォーマンスを披露した。しかしチームは乱打戦の末に2-3で惜敗。クラブ公式サイトは「ヒーローになりかけた」と、土壇場で強烈なミドルシュートを放つなど試合を動かした中村の躍動を称賛した。

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 試合は前半を0-0で折り返したものの、後半開始直後に風向きが一変した。ル・アーヴルは後半4分、6分とわずか124秒の間に連続失点を喫し、2点のリードを許す苦しい展開を強いられた。反撃に出たいチームは後半24分に中村をピッチへ送り込む。すると直後の後半26分、右サイドから中村が「見事なクロス」を供給し、FWジョシュ・マジャの追撃ゴールをアシストした。

 中村の勢いは止まらず、後半30分にも同胞のDF瀬古歩夢へ鋭いボールを合わせて相手ゴールを脅かすと、3-1と引き離されて迎えた後半43分には再び中村の好クロスからFWアリー・サマッタが合わせ、一度はセーブされるもこぼれ球を押し込んで1点差に迫った。

 このシーンには「またもや中村の素晴らしいパスから希望の火を灯した」と描写した。さらに試合終了間際の後半アディショナルタイム2分、ペナルティーエリア外から中村がゴールを強襲するミドルシュートを放ったが、相手GKの決死のセーブに阻まれ、あと一歩のところで同点ゴールとはならなかった。

 クラブ公式サイトは、2分間で戦況が一変した怒濤の試合展開を「風に煽られた風車のように目まぐるしく、希望という脆く移り気なものが入れ替わった」と描写。敗れはしたものの「中村のミドル弾は惜しくも阻まれたが、チームが見せた質の高いプレーと決定機は今後の戦いに向けて確かな楽観論を正当化するものだ」と背番号の活躍とチームの健闘を評価した。代表中断期間を経て、次戦は10月10日にリールとのアウェー戦に臨む。

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