ジダン新監督が異例の要求「ファッションショーを禁止」 “代表”を聖域化へ「過剰な演出に終止符」

フランス代表のジネディーヌ・ジダン新監督【写真:ロイター】
フランス代表のジネディーヌ・ジダン新監督【写真:ロイター】

選手到着時のメディア撮影を禁止へ

 フランス代表のジネディーヌ・ジダン新監督のもと、代表の拠点であるクレール・フォンテーヌでの選手到着時の取材体制が見直されることになった。フランスの大手紙「レキップ」が報じている。これまで過熱していたメディアによる撮影を禁止し、「過剰な演出に終止符を打つ」決定を下した。

【注目】ワールドカップ優勝は「想いだけではできない」 日本サッカー協会が“仲間”を募集…「JFA PARTNERSHIP PROJECT for DREAM」はこちら

 ここ数年の代表活動では、メンバーが集結する度に約20人のカメラマンが陣取り、着飾った衣装に身を包んだ選手たちの到着風景を記録していた。これらの映像はSNS上で数百万回再生を記録するなど大きな注目を集め、W杯前の集合時には青いカーペットまで設置されるなど、まるで「ファッションショー」へと姿を変えていた。

 今後はジャーナリストやカメラマンによる現地での直接取材が許可されず、フランスサッカー連盟(FFF)専属のスタッフのみが撮影を行う体制へと変更される。撮影された素材は全メディアへ提供されるため、スポンサー企業や提携ブランドの露出機会となる車の到着風景などの映像配信自体は今後も継続される見込みだ。

 体制変更の理由として、メディアへの公平な環境作りとともに、滞在拠点であるクレールフォンテーヌを選手と連盟関係者だけの空間とし、「聖域化」したいジダン新監督の意向が強調されている。代表活動のスタートをピッチやプレーそのものに集中させる狙いがあり、今後の映像配信において「ファッションショー」としての側面は大幅に控えめになりそうだ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング