「本田はパチューカと恋に落ちた」 相思相愛の会長が移籍交渉の舞台裏を明かす

「我々のリーグは世界で8番目から10番目」

「我々のリーグは世界で8番目から10番目というところだ。だからこそ、彼はここにいるんだ。だからこそ、ジニャック(ティグレス/フランス代表)が移籍した。欧州の中堅クラブからオファーのあったサガル(パチューカ/チリ代表)もやってきた。我々のリーグは凄まじいレベルにある。メキシコにとっては素晴らしいことだ」

 4シーズン連続で欧州王者を輩出しているスペインのリーガ・エスパニョーラを筆頭に、世界各国のリーグはヒエラルキーを形成している。本田が昨季までプレーしたセリエAも欧州5大リーグの一角を担うが、マルティネス会長曰く、メキシコのリーガMXは世界で8番目から10番目程度のレベルにあるという。

「(本田は)クラブの全てに恋に落ちたんだ。哲学、記者会見、練習場、チームメート。リーガMXがいかに成長してきたのかもね」

 ヘスス会長は日本人レフティーとの関係について、こう語った。昨季のミランではレギュラーの座を確保できなかった本田だが、相思相愛のパチューカで背番号「02」のユニフォームを身にまとい、新たな一歩を踏み出そうとしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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