キャプテン翼、イタリア放送開始31周年で特集 歴代の名手らも魅了した功績を称え反響

「イタリア人のサッカーへの情熱を大きくした」と伊メディア

 日本で生まれた世界的なサッカー漫画「キャプテン翼」のアニメがイタリアで放送開始されてから31周年を迎え、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が特集し、記事のコメントも大盛況となっている。

「誰もが一度は『タイガーショット』を打ってみようとしただろう? 青空に飛んで翼くんのようにオーバーヘッドシュートを打とうとしただろう? 若島津くんのようにゴールポストを蹴ってセービングしようとしただろう?」と問いかける記事では、この「キャプテン翼」がイタリアに残した功績を称えている。

「我々の人生を変えたアニメは31年前にやってきた。日本から送られたアニメは子供たちの夢になり、イタリア人全てのサッカーへの情熱を大きくした。みんなで思い出を語ろうじゃないか」

 イタリアのサッカー選手でも、ユベントスで活躍した元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏は日向小次郎の大ファンであることを公言している。昨季限りで引退した元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏には、イタリア代表の合宿中にオーバーヘッドキックをした時に、当時のキャプテンだったパオロ・マルディーニ氏に「翼くんのマネをしてるんじゃない」とたしなめられたというエピソードもある。元イタリア代表MFアンドレア・ピルロは、「三杉くんのおかげでオフサイドトラップを覚えた」と話したこともあった。

 

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