メキシコ移籍の本田が抱く野心 パチューカ会長「クラブ史に残る最高の陣容」と自信

「プロフェッショナルで素晴らしい人間性」

 クラブの会長を務めるジェズス・マルティネス氏にとって、本田加入は悲願だったようだ。日本人アタッカーについて「ケーキの上に置かれるサクランボ」と表現しつつ、「とてもプロフェッショナルで素晴らしい人間性だ。今日は特別な日となった。我々は3つの特別な大会を持っているし、一歩ずつ進む必要がある」と、メキシコリーグ、カップ戦、そして12月にUAEで開催されるFIFAクラブワールドカップを見据えた。

 同会長は「我々は今、クラブ史に残る最高の陣容を作り、それが機能すると希望に満ちている」とも語っている。パチューカ、そして本田両者の野心が結び合って成立した今回の移籍劇。シーズン開幕前のメキシコ国内で、大きな話題となったことは確かなようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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