カズの影響は「試合に出なくても」 ドーハ組の戦友…開幕戦勝利で「これを自信に」

讃岐の大嶽直人監督が逆転勝利に自信
カマタマーレ讃岐は8月9日、J3リーグ開幕節で福島ユナイテッドFCと対戦し、2-1で勝利した。大嶽直人監督が、チームを3年ぶりの開幕戦勝利に導いた。
讃岐は前半10分に先制を許したが、後半5分にFW佐野竜真が同点ゴール。同37分には左コーナーキックからDF村田魁斗が合わせて2-1と逆転勝ちした。明治安田百年構想リーグから指揮をとる大嶽監督は「これを自信につなげていきたい」と話した。
前半こそ福島にペースを握られた。相手の細かいパス回しに劣勢を強いられ、シュートも1本だけにとどまった。それでも後半は中央突破を狙う相手に対して守備の強度を高め、積極的に前に出るサッカーで挽回。「アグレッシブさが出せた。勇気をもって戦うことができた」と満足そうに振り返った。
日本代表の森保一監督やカズことFW三浦知良らとともに93年のワールドカップ杯アジア最終予選のメンバーに名を連ねた「ドーハ組」。2人とは京都サンガでも、ともにプレーした。引退後は監督として伊賀FCくノ一をなでしこリーグ優勝に導き、J3の鹿児島ユナイテッドFC、FC大阪で監督を歴任してきた。
今季Jリーグで監督を務める「ドーハ組」はV・ファーレン長崎の高木琢也監督と2人だけだが、長谷川健太氏ら多くの戦友が指導者として長く活躍してきた。それだけに、今も現役のカズを絶賛。「素晴らしいです。カズさんのプロ意識は、チームにいい影響を与える。試合に出なくても大きいですよ」と、来年2月に還暦を迎えるストライカーの存在感について話した。
荻島弘一
おぎしま・ひろかず/1960年生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社に入社。スポーツ部記者として五輪競技を担当。サッカーは日本リーグ時代からJリーグ発足、日本代表などを取材する。同部デスク、出版社編集長を経て、06年から編集委員として現場に復帰。20年に同新聞社を退社。





















