G大阪が浦和に大逆転勝利 終盤に4ゴール波乱の展開…サヴィオ退場など警告5枚で大荒れの一戦に

G大阪が4-3で浦和に劇的勝利
ガンバ大阪は8月7日にJ1リーグ開幕戦で浦和レッズをホームに迎え撃った。浦和が約70分間を10人で戦ったゲームは、逆転に次ぐ逆転の末に4-3でG大阪が競り勝った。
Jリーグがシーズン移行を行い、史上初の夏開幕となった。G大阪はシーズン始動直前にイェンス・ヴィッシング監督が突如退任し、明神智和監督が指揮を執っての開幕となった。一方の浦和は、様々な議論も呼んだ中で曺貴裁監督が就任。期限付き移籍中だった選手も含め、15選手が退団する大きな入れ替わりが起こった中で開幕に臨んだ。
互いにシーズンのスタートに意欲的な姿勢が目立った立ち上がりから前半17分、浦和は攻撃参加したDFダニーロ・ボザから右サイドに開いたFW金子拓郎にパスが通ると、金子のクロスにFW小森飛絢がファーサイドで相手と競り合いながらヘディングを決めて先制した。
しかし、前半20分、タッチライン際で浦和のDF林幸多郎がG大阪のFW山下諒也に遅れてタックルを仕掛けて倒した。林に対してG大阪のMF安部柊斗が駆け寄って抗議の姿勢を見せたところ、浦和MFマテウス・サヴィオが割って入って安部を突き飛ばしてしまった。池内明彦レフェリーは、副審と状況を確認し合ったうえで林にはプレーに対するイエローカード、サヴィオにその後の対立に対してのイエローカードを提示し、この試合で2枚目となったサヴィオは退場処分となった。
数的優位に立ったG大阪が押し込む中で前半37分、左サイドから安部がクロスを入れるとファーサイドで受けたFWイッサム・ジェバリが冷静に流し込んだ。当初はオフサイドと判定されたがビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックでオンサイドと判定され、G大阪の同点ゴールになった。さらにG大阪は前半アディショナルタイム、完全に押し込んだ状態からペナルティーエリアすぐ外でパスを受けたFWデニス・ヒュメットが意表を突いたワンタッチシュートを決め、2-1と逆転して前半を折り返した。
後半に入り、浦和は10人でも背後にスペースができることを覚悟でボールを積極的に奪いにいく姿勢を見せた。その中から後半7分には小森のシュートがクロスバーに当たり、その流れから金子もシュートを放ったがGK荒木琉偉がファインセーブ。同26分には金子のクロスからMF渡邊凌磨が頭で合わせる決定機を迎えたが、シュートは枠外に飛んだ。
そうした流れの中で後半33分、浦和は右サイドから渡邊が中央にクロスを送ると金子がダイビングヘッドで決めて同点ゴール。さらに2分後、左サイドを切り込んだDF長沼洋一のラストパスを、今季に向けG大阪から浦和に移籍した途中出場のFW南野遥海が押し込んで一気の逆転劇を見せた。
それでもG大阪は後半39分、ペナルティーエリア内まで持ち込んだFWウェルトンが放ったシュートが相手に当たってそのままゴール内へ。さらに2分後、右からのクロスにFW植中朝日が頭で合わせてゴール。終盤8分間で4ゴールが入る目まぐるしい終盤戦の末、G大阪が4-3で勝利を収めた。
G大阪と浦和がシーズン開幕戦で対戦するのはこれが5回目だったが、G大阪は1993年のJリーグ創設シーズンの開幕戦以来の勝利を挙げた。





















