15人退団の浦和は「全く予想がつかない」 代表OBが新シーズンを展望「時間はかかるかなと」

太田宏介注目の浦和レッズ【写真:徳原隆元】
太田宏介注目の浦和レッズ【写真:徳原隆元】

【専門家の目|太田宏介】曺監督を招聘した浦和に注目

 Jリーグは2026-27シーズンから秋春制へと移行し、8月7日に開幕する。J1は6月初旬、J2とJ3は5月末までのリーグ戦を予定している。元日本代表DF太田宏介氏に注目チームを聞くと、浦和レッズの名を挙げ「別のチームになりすぎて全く予想がつかない」と言及した。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 今季のJリーグで最も予測不能なチームと言えるのが浦和だろう。オフの間に主力や若手のレンタル組を含め、実に15人もの選手が退団した。

「浦和はもう本当に正直どうなるか分からないなと思っていて。退団した選手の中に主力の選手たちも多いし、若手でレンタルで出した選手たちがそのまま行ってみたいなところも含めて、ちょっとこれは別のチームになりすぎて全く予想がつかない」と、太田氏が語るほど、血の入れ替えを敢行した。

 さらに選手だけでなく、大きな変革は首脳陣にも及んだ。特別リーグではマチェイ・スコルジャ監督と契約解除。田中達也氏が暫定的に指揮を執ったなか、26-27シーズンでは新たに京都を率いていた曺貴裁監督を招聘した。

 これまでの浦和のイメージとは”正反対”とも言える指揮官の招聘に対し、「今いる選手たちとの親和性や、どうチームを作っていくのか全く予想がつかない」と太田氏は注目。曺監督が京都で見せていた手腕を踏まえ、「曺監督がどれだけ作り上げるかっていうところもそうですし、クオリティーで言ったら浦和の方が能力持った選手たちは多いと思いますけど、時間もかかるのかと思います」と指摘している。

 それでも太田氏は「浦和は常に優勝争いをしてJリーグを引っ張る存在でなければならないと思いますし、この短期間で曺監督がどういうチームを作るのかは個人には結構楽しみにしてますね」と期待は大きい。未知数の新チームをどう仕上げてくるのか、曺監督の手腕に大きな注目が集まる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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太田宏介

太田宏介(おおた・こうすけ)/1987年7月23日生まれ。東京都出身。FC町田―麻布大学附属渕野辺高―横浜FC―清水エスパルス―FC東京―フィテッセ(オランダ)―FC東京―名古屋―パース・グローリー(オーストラリア)―町田。Jリーグ通算348試合11得点、日本代表通算7試合0得点。左足から繰り出す高精度のキックで、攻撃的サイドバックとして活躍した。明るいキャラクターと豊富な経験を生かし、引退後は出身地のJクラブ町田のアンバサダーに就任。全国各地で無償のサッカー教室を開校するなど、現在は事業を通しサッカー界への“恩返し”を行っている。

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