日本代表らメンバー外「修学旅行ではない」 指揮官が説明…疑問の声に「従えないのであれば」

日本代表の小川航基【写真:徳原隆元】
日本代表の小川航基【写真:徳原隆元】

NECナイメヘンのCL予選メンバーから小川航基らが外れた

 オランダ1部NECナイメヘンは昨シーズンのエールディヴィジを3位で終え、2026-27シーズンはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選の出場権を獲得している。CL予選3回戦ではギリシャ1部オリンピアコスと対戦することになっているが、この試合に向けたメンバーから日本代表FW小川航基が外れることとなった。その理由について、ディック・シュロイダー監督が語ったコメントを「Voetbal Primeur」が伝えている。

 北中米ワールドカップ(W杯)のオランダ戦では、MF鎌田大地の同点ゴールを演出するヘディングシュートを放ち、日本の32強進出に貢献した小川。しかし、8月4日に予定されているアウェーでのオリンピアコスとの第1戦、同11日のホームでの第2戦は登録メンバー外となり、出場できないことになった。

 NECはモロッコ人MFアダム・タハウイを今夏の移籍市場で獲得したが、右ウイングで起用する予定のU-23モロッコ代表選手もメンバー外となり、現地では疑問視する声も挙がっている。これに対し、シュロイダー監督は小川とタハウイが決定に従わなければならないと指摘し、「コウキはチームのトレーニングに合流してから、まだ1週間しか経っていない」と、コンディション調整の段階であると強調した。

 そして、「選手たちにはこれを決してネガティブなことと捉えないでほしいと説明したつもりだ。(遠征は)全員を連れて行く修学旅行ではないんだ。チームもこの考え方に慣れないといけない。(登録)リストに入れず、不満に思う選手もいるだろう。腹を立てること自体はまったく問題ない。それでも、状況を理解しようとして受け入れなければいけない。昨シーズンも話したように、勝利はチームでつかむものだ。全員がエゴイストであっては、何も勝てない。決定に従えないのであれば、移籍した方が良い」と語っている。

 これはメンバー外になったタハウイが、憧れの存在であるFWクリスティアーノ・ロナウドの写真に「No risk, no glory. No filure, no story(リスクを冒さずして栄光なし。失敗のない物語はない)」と投稿したことを受けてのコメントだとされているが、指揮官がチームに求めることを明確にした形だ。

 昨シーズン、小川は公式戦29試合で9ゴール4アシストを記録している。しかしシーズン序盤こそレギュラーだったものの、2月以降は徐々に出場時間が短くなっていった。CL予選登録メンバー外からシーズンをスタートさせることになったが、ここからの巻き返しが期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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