日本代表MFの移籍は「何一つ決まっていない」 報道を独幹部が一蹴…代役不在なら「絶対に放出しない」

マインツの佐野海舟【写真:菅原敬太】
マインツの佐野海舟【写真:菅原敬太】

マインツSD「誰かが退団するという主張は間違っている」

 ドイツ1部マインツのスポーツディレクターを務めるクリスティアン・ハイデル氏が、移籍の噂がある日本代表MF佐野海舟の去就に言及した。一部では退団確実とも報じられていたなか、同氏は代役が確保できなければ選手を放出することはないと主張している。ドイツ紙「キッカー」が報じた。

 2024年夏にマインツに加入した佐野は2シーズン連続でブンデスリーガ全試合に出場。抱負な運動量と優れたボール奪取力や推進力を武器に攻守に欠かせない存在となった。北中米ワールドカップ(W杯)では日本代表で3試合に出場。ラウンド32のブラジル戦(1-2)では先制点を決めた。

 欧州でも屈指の守備的MFとして注目を集める佐野。イングランド1部リバプールなどからの関心も噂されるなど、今夏はステップアップの移籍の可能性が再三報じられ、一部では移籍確実との見方もされてきた。

 マインツではその佐野以外にもMFナディム・アミリ、MFパウロ・ネーベといった主力選手に引き抜きの可能性が浮上しているなかで、ハイデルSDは「一部で出ている報道は好きではない。佐野、アミリ、ネーベルの移籍ばかり質問を受けるが、代役を確保する見通しが立たなければ誰一人として放出しない」と話した。そして「3人全員がチームを去るという最悪のシナリオは絶対に起こり得ない」と断言した。

 そのうえで、佐野に対するオファーの存在に問われると「ここで私が『どこかのクラブから問い合わせがあった』といえばそれがニュースの見出しになってしまうだろう。だからその質問にお答えしない」と語り、さらに「確実に言えることは、誰かが確実に退団するという主張は間違っている。現時点では何一つ決まっていない」と強調した。

 他クラブからの関心が伝えられる佐野だが、マインツを離れるとすれば、まずはクラブが穴を埋めるための新戦力を加えることが前提となるようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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