FIFA会長後任に世界的名将浮上 W杯売却騒動…インファンティーノ会長辞任求める声「立ち上がる可能性が」

FIFA新会長にアーセン・ベンゲル氏が後任候補に【写真:ロイター】
FIFA新会長にアーセン・ベンゲル氏が後任候補に【写真:ロイター】

元アーセナル監督のベンゲル氏は現在FIFAのグローバルサッカー開発部門トップを務める

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長に辞任を求める声が高まるなか、元アーセナル監督で現在FIFA役員を務めるアーセン・ベンゲル氏が後任候補の一人として浮上した。英紙「ザ・サン」が現地時間7月31日に報じている。ワールドカップ(W杯)の一部売却案を発端とする激しい反発を受け、「遅かれ早かれ新たな会長が必要になるかもしれない」と伝えている。

 56歳のインファンティーノ会長は、新会社を通じてW杯の商業的権利を民間投資家に売却する計画を打ち出したものの、欧州サッカー連盟(UEFA)をはじめとする世界各国の連盟やファンから猛烈な反発を浴びて、これを撤回。上級顧問を務めていたカルロス・コルデイロ氏が抗議の辞任を表明するなど内部からの批判も相次いでおり、同会長の進退を巡る不透明感が増している。

 同紙はインファンティーノ会長の足元が揺らぐなかで後任となり得る候補者を分析し、その一人として長年アーセナルで指揮を執ったベンゲル氏の名前を挙げた。ベンゲル氏は現在、FIFAのグローバルサッカー開発部門責任者(Chief of Global Football Development)を務めている。

 ベンゲル氏について「数年にわたってFIFA側に立ち、時折突飛なルール変更案を出してきた」と振り返り、普段は静かに職務を遂行していると説明。そのうえで「サッカー界における影響力の大きさと周囲からの後押しがあれば、内部からインファンティーノに対して立ち上がる可能性があるのではないか」と、組織内部からトップへ上り詰めるシナリオに注目を寄せている。

 記事ではベンゲル氏のほか、UEFAのアレクサンダー・チェフェリン会長やパリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長らも後任候補として挙げられている。W杯売却騒動をきっかけに揺らぐ世界のサッカー界において、かつての名将がどのような動きを見せるのか関心が集まっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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