FIFAがアルゼンチンに懲戒手続き開始 決勝後の暴力行為で…不正行為&人種差別も調査

暴行については少なくとも3試合の出場停止を科される可能性がある
国際サッカー連盟(FIFA)は、北中米共催ワールドカップ(W杯)決勝戦が終了した後にアルゼンチン代表とスペイン代表の両選手たちの間に諍いが起きた件について、アルゼンチンへの懲戒手続きを始めたという。英公共放送「BBC」が報じた。
スペインが延長戦の末に勝利した試合後、ピッチ上ではアルゼンチンの選手たちが暴力的な行為を行う姿があった。リオネル・スカローニ監督は必死に選手たちを止めようとし、近くにいたスペイン代表FWラミン・ヤマルに対しては騒動から遠ざかるようにジェスチャーで示すなど収拾に努めていたが、ピッチ上の各所で問題が起こっていた。
それに対してFIFAはアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデスに3件、同DFナウエル・モリーナに2件、アシスタントコーチのロベルト・アジャラ氏に1件、FIFA懲戒規程第14条に基づく暴行の疑いで調査するという。また、モリーナはさらに、第14条に基づく反スポーツ的行為の疑い1件についても、懲戒処分の対象となる可能性があるとされた。
また、アルゼンチンのMFティアゴ・アルマダと、スペイン代表MFガビも同じ違反の疑いをかけられているという。FIFAの懲戒規程では、選手およびチーム関係者は、非スポーツマン的行為について少なくとも1試合の出場停止、暴行については少なくとも3試合の出場停止を科される可能性がある。
それに加え、アルゼンチンサッカー協会は複数の試合にまたがる潜在的な違反について懲戒手続きに直面しているとされた。その内容には、スポーツイベントをスポーツ以外の性質を持つ示威行為に利用したこと(第13条)、チームの不正行為(第14条)、差別および人種差別的な侮辱(第15条)、試合における秩序と安全の違反(第17条)が含まれる。
今大会でのアルゼンチンは、準決勝で過去に政治的な問題を抱え紛争にまで発展したイングランドとの対戦が実現したこともあり、勝利した試合後に「マルビナス諸島はアルゼンチンのもの」と書かれたバナーを掲げていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)





















