W杯決勝で殴打されたスペイン選手「彼は嘘をついている」 相手を非難「本当に反省していない」

ワールドカップで10番を背負ったダニ・オルモ【写真:ロイター】
ワールドカップで10番を背負ったダニ・オルモ【写真:ロイター】

決勝戦後の乱闘騒動について地元紙に語る

 スペイン代表MFダニ・オルモ(バルセロナ)がFIFA北中米ワールドカップ(W杯)決勝戦後の乱闘騒動について初言及した。

 アルゼンチンと決勝で対戦したスペインは延長後半1分、FWフェラン・トーレスが決勝点を奪い、1-0で勝利。2010年南アフリカ大会以来4大会ぶり2回目の優勝を果たした。

 歓喜の瞬間に水を差したのは、試合後の乱闘騒動だった。アルゼンチン代表DFナウエル・モリーナがMFロドリにパンチを見舞ったことに端を発し、そこから両チームの選手やスタッフが口論や小競り合いを起こした。そのなかで、オルモはアルゼンチン代表のアシスタントコーチを務めるロベルト・アジャラ氏から殴打されたと報じられていた。

 アジャラ氏はオルモへの行為について「殴ったというよりは突き飛ばしただけで、何かの言葉に対する反応だった」と後に釈明し、「オルモに会ったら直接謝罪するつもりだ」とコメントを残していた。

 これに対し、オルモはカタルーニャ地方紙「Diari de Terrassa」のインタビューで、騒動について初めて言及。「謝罪を口にしながら言葉への反応だったと暴力を正当化する人は本当に反省していない。なぜなら彼は嘘をついている。私は何も言っていないのだから、謝罪してもらう必要はない」とアジャラ氏の発言を真っ向から否定した。そして「人を定義するものはその過ちではなく、謙虚さと真実、そして経緯を持ってその過ちを認める勇気があるかどうかだ」と真実を語る誠実さを求めた。

 そのうえで「私の子どもたちや家族、そしてファンのみんなには試合を観戦するときに、私たちがどのように戦い、勝利するのか、そしてどのような振る舞いをしているのかを誇りに思ってほしい」とスペイン代表チームが示したスポーツマンシップの重要性を強調。「フットボールの影響力を考えると、私たち選手は子どもたちや次世代の模範となる存在で、そこには大きな責任を伴うものだ」と締めくくった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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