FIFA会長の報酬が”爆上がり” 10年間で給与4倍…激増ぶりを海外報道「段階的に引き上げられた」

FIFAの収入増加に伴いインファンティーノ会長の報酬も跳ね上がる
国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長の報酬が、過去10年間で激増していることが分かった。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。2016年の就任当初は150万スイスフラン(当時2億6000万円)だった給与は段階的に引き上げられ、2025年には520万ユーロ(約9億6000万円)に到達。各種手当を含めると600万ユーロ(約11億円)の規模に上るという。
かつてFIFAを世界的な巨大ビジネスへと導いたゼップ・ブラッター前会長は、任期の最後まで自身の給与開示を拒んでいた。しかし、組織史上最大の不祥事によって失脚した後、透明性を高める改革の一環として2015年分の報酬が330万ユーロ(約6億円)であったことが開示された。それ以降、FIFAの財務諸表には会長の報酬明細が記載されるようになっている。
インファンティーノ会長の報酬の推移を見ると、財務データがその激増ぶりを雄弁に物語っている。同紙は「2016年の第1期目の開始時、インファンティーノは150万スイスフラン、当時のレートで140万ユーロ(2億6000万円)を受け取っていた。この10年間で彼の給与は段階的に増加し、2025年には520万ユーロに達した」と伝えている。
この給与増加の背景には、FIFA自体の劇的な収入拡大がある。2016年当時に約5億ユーロだった連盟の総収入は、2025年には23億ユーロへと急成長。さらに2026年はアメリカ・カナダ・メキシコで共催されるワールドカップの影響により、総収入は約80億ユーロにまで跳ね上がる見通しだ。
さらに、FIFAがアメリカの内国歳入庁(IRS)に提出した報告書によると、財務諸表に記載されない諸手当を加算した総報酬額は600万ユーロに達していると算出されている。過度な商業化を推し進めるインファンティーノ会長が、北米W杯がもたらす巨大なアメリカ市場の恩恵を受けて今後どこまで報酬を伸ばすのか、現地メディアも熱い視線を注いでいる。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















