W杯決勝“大乱闘”の「引き金が明らかに」 前代未聞の騒動を海外検証「先にパンチを見舞った」

スペインがアルゼンチンを下して優勝
北中米ワールドカップ(W杯)は現地時間7月19日に決勝戦を行い、延長戦の末にスペインが1-0でアルゼンチンを下し、2010年大会以来2度目の世界一に輝いた。試合終了後にピッチ上で激しい乱闘騒動が勃発し話題を呼んでいたなか、英ラジオ「talkSPORT」が「未公開だった映像が醜い乱闘の引き金となった出来事を明らかにした」とこの騒動の背景を伝えている。
事の発端はアルゼンチンDFナウエル・モリーナだった。スペインの選手たちが歓喜に沸くなか、「ベンチサイドからピッチへ走り込んできたロドリの腹部に向けてモリーナが先にパンチを見舞い、そこから混乱が広がった。これに気づいたロドリが振り返り、両者が激しく押し問答を展開。そこにエリック・ガルシアが割って入ると、アルゼンチンのレアンドロ・パレデスが激高してガルシアを地面に突き飛ばし、さらにガビを何度も床に押し倒すなど暴挙に出た」と言及。テレビ映像では、パレデスがガルシアの首を掴む描写も捉えられている。
この大乱闘を受け、アルゼンチンのリオネル・スカローニ監督が自ら選手たちを引き離す事態となり、主審のスラヴコ・ヴィンチッチ氏はパレデスにレッドカードを提示した。なお、アルゼンチンは後半アディショナルタイムにもエンソ・フェルナンデスが2枚目のイエローカードで退場処分となっており、ピッチ内外で大荒れの展開となった。
同メディアのコメンテーターを務めるエイドリアン・ダーラム氏は、試合直後のパレデスのパンチ行為について「彼は処分されるべきだ。アルゼンチン人に対して何か対策を講じる必要がある」と糾弾。さらに「アルゼンチンは競技に対する完全な恥であり、ワールドカップの恥だ。決勝の舞台にやってきて完全に恥を晒した」と辛辣な論評を展開した。
また、同メディアの番組ホストであるギャビー・アグボンラホール氏もパレデスの行為を猛烈に批判。ガビを乱暴に扱った場面について「不名誉極まりない。私に権限があるなら、次の大会全体から彼を出場停止にする。卑怯者だ」と切り捨てた。国際サッカー連盟(FIFA)は試合後のアルゼンチンの振る舞いについて調査に乗り出す姿勢を見せており、モリーナやパレデスには遡及的な出場停止処分、アルゼンチンサッカー協会には選手管理を怠ったことへの制裁が科される可能性が浮上している。大舞台の最後に残した醜悪な騒動の行方に大きな注目が集まっている。





















