イングランドがW杯3位 計10発、歴史的な乱打戦…フランスはエンバペ2発も前半の4失点響く

前半と後半で全く違う試合展開に
北中米ワールドカップ(W杯)は現地時間7月18日に3位決定戦を行い、イングランド代表とフランス代表が対戦。イングランドが6-4で勝利し、優勝した66年大会以来の最高位となる3位で大会を終えた。
優勝がなくなったなかでの一戦ということもあり、イングランド代表はFWハリー・ケインやMFジュード・ベリンガムら、フランス代表もFWウスマン・デンベレらがベンチスタート。両国とも準決勝から7人の選手を変更して、この試合に臨んだ。
そのなかで開始早々の前半3分、イングランドはキャプテンマークを巻いたMFデクラン・ライスがミドルシュートを決めて先制。さらに同15分にはライスのコーナーキックから、DFエズリ・コンサがヘディングで合わせてリードを2点に広げた。その後もイングランドがフランスを圧倒。前半37分と、同アディショナルタイムにブカヨ・サカが連続でゴールを挙げて、4-0の大差を付けてハーフタイムに入った。
この試合が最後のフランス代表の采配とも報じられているディディエ・デシャン監督は、後半のスタートから4選手を入れ替え。すると後半3分、ここまで不発だったFWキリアン・エンバペがMFミカエル・オリーセからのスルーパスを受けると、確実にゴール右に流し込んで反撃の狼煙をあげる。勢いを取り戻したフランスは同8分にも長い距離をドリブルで運んだエンバペのパスからFWブラッドリー・バルコラが右足でシュートを決め、2点差に詰め寄った。
そしてハイドレーションブレイク直前の後半22分には、デンベレからパスを受けたエンバペが、アタッキングサードでオリーセとのパス交換から再び左足でゴールネットを揺らす。完全にイングランドの守備を崩しきって、1970年メキシコ大会の西ドイツ代表FWゲルト・ミュラー以来56年ぶりの1大会2桁得点を成し遂げ、W杯での通算ゴール数も史上最多の22得点まで伸ばした。
後半に入ってから猛反撃を見せたフランスは最後まで攻撃を仕掛けた。しかし、オリーセが2度の決定機を決めきれないでいると、後半41分には、サカがPKを決めてハットトリックを達成してイングランドが5-3とリードを広げた。後半アディショナルタイムにデンベレが1点を返したが、ラストプレーでベリンガムが今大会7ゴール目を決め、6-4で試合は終了。フランスが4位、イングランドが3位で大会を終えることとなった。




















