ベスト8進出のアルゼンチン、W杯の裏でFBIがサッカー協会を捜査 現地報道「数億ドルの疑惑」

米国の連邦検察とFBIがAFAの金融取引を本格捜査
アルゼンチンサッカー協会(AFA)は、米国で開催中のワールドカップ(W杯)の裏で大きな問題に直面しているようだ。アルゼンチンの日刊紙「ラ・ナシオン」は、米国の連邦検察と連邦捜査局(FBI)がAFAの不透明な金融取引に関する捜査を開始したと報じている。
同紙によると、米司法省の捜査官たちはクラウディオ・タピア会長が率いるAFAの米国での事業活動について調査を進めている。特に、数億ドルに上る資金が米国の金融システムを通じてどのように流れたのかを追跡。関係者への聞き取り調査などもすでに行われており、マネーロンダリングや銀行詐欺に該当するかどうかを調べているという。
AFAの資金管理については、現地の制作会社が海外での商業契約の徴収を管理していた。「ラ・ナシオン」では、同社が米国の銀行口座を通じて少なくとも2億6000万ドルのAFAの収入を管理していたと指摘。「その資金の一部しかAFAの直接的な運営費と結びつかない」と問題視している。さらに、「経済的な正当性が確認できない5700万ドルが複数の会社や受益者に分配されていた」と伝えている。
米国当局は2025年から予備調査を進めており、W杯という大舞台の裏で本格的な捜査へと発展している模様だ。ピッチ上での戦いが続く一方で、アルゼンチンサッカー界を揺るがす事態の行方が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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