W杯で適用「不利益を被った」 新ルールの一発退場を海外非難「深刻に複雑にする寸前だった」

スペイン紙「マルカ」が今大会で起きた「10の事件」を特集
FIFA北中米ワールドカップ(W杯)で相次ぐ不可解な判定や騒動が波紋を広げている。スペイン紙「マルカ」は現地時間7月8日、今大会で起きた「10の事件」をピックアップして特集。その1つとして、今大会から導入された新ルールの物議を醸す初適用を取り上げている。
グループリーグでのパラグアイ代表対トルコ代表の一戦で、パラグアイ代表MFミゲル・アルミロンは相手選手と口元を手で隠しながら話をしたことで、VAR判定の末に退場処分を受けた。この新規則の適用は大会で初めてのケースとなった。
同紙は、1人少ない状況を耐え抜きトルコを敗退に追い込んだパラグアイ側の反応として、「この決定はまったく歓迎されず、自分たちが不利益を被ったと考えている」と伝えている。さらに「この新ルールが彼らの大会続行を深刻に複雑にする寸前だったことをパラグアイは忘れていない」と指摘した。
新ルール制定のきっかけとなったのは、今年2月に行われたUEFAチャンピオンズリーグのレアル・マドリードとベンフィカの一戦。ベンフィカFWジャンルカ・プレスティアンニがユニフォームで口元を隠しながらFWヴィニシウス・ジュニオールに言葉を発し、その後の調査で人種差別的およびホモフォビア的言動が認定された。
ピッチ上での選手同士のやり取りを制限するこの新しいルールは、エクアドル代表対メキシコ代表戦でも適用されて退場者を出しており、大会に大きな影響を与える要素として注視されている。
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