ベンゲル氏、苦戦のアジア勢を指摘「力がなかった」 英報道…32強で全滅「対応できなかった」

アーセン・ベンゲル氏がアジア勢の敗退に言及【写真:ロイター】
アーセン・ベンゲル氏がアジア勢の敗退に言及【写真:ロイター】

英メディアはアーセン・ベンゲル氏が語ったアジア勢の敗退要因に注目

 サッカー日本代表をはじめに、アジア勢はベスト32で北中米ワールドカップ(W杯)から姿を消した。英メディア「メトロ」は、元アーセナル監督のアーセン・ベンゲル氏によるアジア勢の敗退理由の分析に注目し、「技術的に競争する力がなかった」と報じている。

 同メディアは、今大会の優勝候補筆頭と目されるフランス代表や、その唯一の対抗馬と評価されるスペイン代表の戦いぶりを紹介。そのなかで、W杯のような大舞台を勝ち抜くために必要な要素について、名将ベンゲル氏の視点を交えて伝えている。

 記事では、大会の終盤まで勝ち進むためには、一定のペースに食らいつく能力が必要不可欠であると言及。早期敗退となったアジア勢を例に挙げ、「試合の強度とペースに対応できなかった」と指摘している。さらに「技術的に競争するのに十分な力がなかった」と綴り、高いインテンシティーのなかで正確な技術を発揮する力が不足していたことが、敗退の決定的な要因になったと評価している。

 今大会から出場枠が48か国になり、アジア枠も「4.5枠」から「8.5枠」に増加。9か国が参戦したが決勝トーナメントに進んだのは日本とオーストラリアのみ。アジア勢の総合結果は3勝17敗9分と大きく負け越した。

 ベンゲル氏がフランスの対抗馬として挙げたスペインは、高い技術と組織力を兼ね備えている。欧州のトップ層がハイレベルな戦いを繰り広げるなか、アジア勢にとっては世界基準の強度にいかに適応し、そのなかで技術水準を高めていくかが、今後の大きな課題として突きつけられている。

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