佐藤龍之介の移籍は「大きい」…FC東京GMが明かす補強戦略 スカッド人数は「もう少し増える」

FC東京の小原GMが取材に応じた
FC東京は7月7日、公開トレーニングを実施した。新シーズンの開幕に向け、選手たちが調整を進めるなか、練習後には小原光城ゼネラルマネージャー(GM)が囲み取材に応じ、現状の補強について話した。今後の編成状況について「まだこれからもう少し続いていくので、もう少し増えると思っています」と見通しを語った。
現在のスカッドについて、小原GMは明治安田百年構想リーグを経て、人数を減らす必要があったことを説明した。「マルチでポジションをこなせる選手というのが一つ我々としては今回の補強の中にあったので、スカッドをちょっと少なめにできたというのもあると思います」と、複数ポジションに対応できる選手の獲得が人数のスリム化に影響していることも明かした。
ラ・リーガのバレンシアへの移籍が決まったMF佐藤龍之介については「当然彼は大きいです。移籍したことは大きいです」と影響の大きさを率直に認めた。その上で「彼の補充というよりも、彼がいなくなったときに、去年のハーフシーズンの質を担保するというよりはさらに上げるために、どういう選手を揃えるかという意味での補強を進めている」と語り、単なる穴埋めではなく、チーム全体の質を引き上げるための選手探しを継続していることを強調した。
実際に3日に行われた新体制発表会でも「交渉中の選手もいます」と移籍の交渉が進んでいることを明かし、この日も「(スカッドの人数は)もう少し増えると思います」と、現状の27人に数人が加わることを明言した。
選手の移籍が避けられない現状を見据えたチーム設計についてもプランを持つ。「スカッド編成を重ねることができればしますし、もちろんそれが突然きて重ねられないこともある。そこに対してどうやって我々として次のプランを準備しておくかというのは、常に一手先を読みながらやることが強化として大切になる」と、不測の事態にも備える姿勢を示した。
今後の補強の人数などは、交渉状況によって変わるという。「8月末までヨーロッパのウィンドウが空いているので、そういったことも想定しながらですよね」と語り、海外の移籍市場の動向も注視しながら、次なる一手に向けて抜かりなく準備を進めていく。
(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)






















