アルゼンチンが大逆転でベスト8進出 メッシも試合後に歓喜の涙…2点差ひっくり返す劇的ドラマ

アルゼンチンが2点差ひっくり返す劇的勝利【写真:ロイター】
アルゼンチンが2点差ひっくり返す劇的勝利【写真:ロイター】

アルゼンチンが0-2をひっくり返す逆転劇

 連覇を目指すアルゼンチン代表が劇的な逆転勝利を収めた。現地時間7月7日に行われた北中米共催ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント2回戦で、エジプト代表に3-2で勝利した。

 アルゼンチンは32強で伏兵カーボベルデ代表との接戦を制して勝ち上がった。一方のエジプトはグループリーグで悲願のW杯初勝利を挙げると32強ではオーストラリア代表とのPK戦を制して進出してきた。

 試合はエジプトが早いタイミングで動かした。前半15分、セットプレーから短くつないだところで入れたクロスにDFヤセル・イブラヒムがヘディングで合わせて先制点を奪った。アルゼンチンも反撃に出て、前半21分に攻撃参加したDFニコラス・タグリアフィコが倒されてPKを獲得した。しかし、FWリオネル・メッシはGKにコースを読まれて失敗した。

 その後もアルゼンチンが攻勢を続けるも、自陣に押し込まれ続けた中でエジプトのGKモスタファ・ショウビルがファインセーブを連発した。すると後半13分にはエジプトがカウンターを仕掛けて2点目を奪ったかに思われた。しかし、このプレーはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が介入し、オンフィールドレビュー中の末にボールを奪った時点でエジプトにファウルがあったとしてゴールが取り消された。

 それでもエジプトは後半22分、カウンターを仕掛けると中央をドリブルで持ち運んだFWモハメド・サラーから右サイドをフォローしたFWハイセム・ハッサンに展開。ハッサンが中央に折り返したところ、MFモスタファ・ジーコが蹴り込んだ。正真正銘、これで2点差がついた。

 エジプトが完全に自陣に撤退した展開の中でアルゼンチンは後半34分、メッシのクロスにDFクリスチャン・ロメロが飛び込んでヘディングで合わせて1点を返した。すると猛攻を続けるアルゼンチンは後半38分、ゴール前の浮き球に人数をかけるとこぼれ球に反応したメッシが左足のハーフボレーを決めた。今大会8得点目となり、得点王レースの単独首位に立つ一撃で起死回生の同点ゴールになった。

 そして後半アディショナルタイム、アルゼンチンはカウンターを仕掛けると右サイドで受けたFWラウタロ・マルティネスが中央へクロス。そこに後方から走り込んできたMFエンソ・フェルナンデスがヘディングで決めて決勝ゴール。絶体絶命のところから生き返ったアルゼンチンが、連覇への希望をつないだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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