米監督が開き直り「なぜ侮辱されなければならないのか」 FW起用巡り非難殺到「何の問題もない」

アメリカ代表のマウリシオ・ポチェッティーノ監【写真:ロイター】
アメリカ代表のマウリシオ・ポチェッティーノ監【写真:ロイター】

アメリカはベルギーに1-4で敗れた

 アメリカ代表は北中米ワールドカップ(W杯)ラウンド16でベルギー代表に1-4で敗れた。チームを率いたマウリシオ・ポチェッティーノ監督は出場停止が保留となったFWフォラリン・バログンの起用について、「FIFAの規律委員会が認めたのであれば、彼を起用することに何の問題はない」と語った。

 アメリカはラウンド16でボスニア・ヘルツェゴビナ代表を2-0で下し、ベスト8の座をかけたベルギーと戦った。MFマリク・ティルマンに2試合連続FK弾が生まれたが、ミスも絡んで失点を重ね、1-4で敗れた。

 この試合ではボスニア・ヘルツェゴビナ戦で退場となったバログンの起用が大きな注目を集めた。レッドカードを受けたバログンは本来であれば出場停止となるはずだったが、FIFAがこの処分に1年間の執行猶予を与えたことで起用可能となった。この決定にはアメリカのドナルド・トランプ大統領による“政治介入”があったとして物議を醸していたが、ポチェッティーノ監督は今大会3得点のエースを先発メンバーに含めた。

 アルゼンチン指揮官は試合後の記者会見で「(騒動が)パフォーマンスに影響があったとは思わない。言い訳はない。我々の日ではなかった」と敗退について語ったうえで、今回の騒動でアメリカ代表に向けられた多くの批判やバログンの起用に関して自身の胸の内を明かした。

「個人的な思いをいえば(批判に)意味があるのでしょうか? 私はヘッドコーチという立場で、選手が起用可能であるというルールに則っただけで、なぜ侮辱されたり、大量の酷いメッセージや脅迫を受けなければならなかったのでしょうか。個人的には多くの人に失望しました。

 私の立場はチームを指導することであり、FIFAの規律委員会がバログンは起用可能であると認めたのであれば、彼を起用することに何の問題もないでしょう」

 ポチェッティーノ監督は度を超えた非難や誹謗中傷、脅迫のメッセージを受け取ったことに失望したとし、バログンの起用はルールに従ったものだったと振り返った。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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