メッシは回避、英代表DFは退場 米FWは処分保留…判定の“ブレ”に困惑「バカげたダブルスタンダード」

W杯で退場判定が物議【写真:ロイター】
W杯で退場判定が物議【写真:ロイター】

イングランド代表DFの退場を巡り議論が勃発

 北中米ワールドカップ(W杯)のラウンド16でイングランド代表はメキシコ代表に3-2で勝利し、ベスト8へと勝ち上がった。激闘の中でイングランドはDFジャレル・クアンサーが相手選手への危険なタックルでレッドカードを受けたが、こうしたプレーでの退場や出場停止を巡って議論が巻き起こっている。

 イングランドが2-1とリードして迎えた後半9分に試合が大きく動いた。イングランド代表右サイドバックのDFクアンサーがメキシコDFヘスス・ガジャルドに対するスライディングタックルを仕掛けると、一度は流されたが、VARが介入し、オンフィールドレビューの末に一発退場となった。

 クアンサーのタックルはスパイクの裏がガジャルドのすねに当たる危険なもので、退場は妥当なものだっただろう。しかし、大会を通じて振り返るとアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがグループリーグ初戦のアルジェリア戦で相手選手のふくらはぎを踏みつけるタックルを仕掛けた際には退場を回避しており、こうした判定の基準の違いにファンからは戸惑いの声も上がった。

 また、アメリカ代表FWフォラリン・バログンはラウンド32のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で相手選手の足首を踏みつけて退場処分を受けたが、FIFAはこの退場による出場停止処分に1年間の執行猶予を与えて保留とする決定を下すなど、危険なタックルに対する判定が様々に話題を呼んでいる。

 「The Touchline」のXアカウントは「クアンサーとバログンは2人ともスパイクのスタッズを見せた危険なチャレンジでレッドカードを受けた。一方でメッシにはレッドカードがなかった。バカげたダブルスタンダードだ」と判定基準に一貫性がないと指摘。SNS上ではその他にも「バログンの出場停止が保留ならクアンサーも保留になるべき」「バログンが次の試合に出られるなら、クアンサーも同じ扱いになるのか?」「もちろんバログンと同じでクアンサーも1年間猶予が与えられるんですよね?」といった声が寄せられていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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